鏡を見たときにキラリと光る白髪を見つけてしまうと、少なからずショックを受けてしまうもの。「なんとなく老けて見える…」「疲れて見える…」と落ち込んでしまう人もいるのではないでしょうか。とはいえ白髪はいつか生えてきてしまうものです。原因や対処法を知って、上手に付き合っていった方がいいでしょう。

白髪が生える原因は、加齢による老化や病気を除くとほとんどがストレスにあるようです。厚生労働省が運営する「こころの耳」によると、日本では仕事や職業生活でストレスを感じている人が6割、中でも30代・40代は男女ともにその数値が高水準にあることが明らかになっています。この年代の働く女性には多忙な仕事や周囲からの期待、結婚や出産といった私生活における大きな変化など、ストレスの要因がいくらでも存在します。これら1つ1つをつぶしていくのはなかなか簡単なことではありません。そのため、ストレスはうまく発散していくのが大切です。たまにはスマホなどから目を離して自分の好きなことに没頭する時間を作ったり、気を許せる友だちにいろんな話をしたりと、自分なりのストレス解消法を1つ持っておくだけでかなり違います。

また、染めるほどでもないけど数本ある白髪が気になるという場合は髪型やヘアアレンジでカモフラージュするのもおすすめ。白髪がはっきりと分かってしまう頭頂部は分け目をつけないか、分け目をギザギザにしてみましょう。サイドの生え際は髪を耳にかけない限りは目立ちませんが、前髪から自然に耳にかかるギリギリの長さにしておくと白髪を隠している感じが出ずナチュラルに仕上がります。より目立たないようにしたいなら、パーマをかけてもいいでしょう。髪の毛がふんわりと絡み合い、光が乱反射するので白髪が目立ちにくくなります。その際、全体ではなく毛先だけ、ポイントだけなど出来るだけ頭皮へのダメージが抑えられるようにするのもポイント。最近は技術も進化していて、ケアをしっかりしていればダメージも最小限に抑えられます。

白髪があったからといって落ち込んでいると、余計に白髪を増やす原因になってしまうかもしれません。いつまでもおしゃれでいられるような方法を前向きに探してみませんか。