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赤ちゃんがよく笑うかは両親によって決まる?
オムツのCMに出てくる赤ちゃんは、みんな機嫌が良さそうにニコニコとしていて、思わずこちらも笑顔になってしまいます。しかし、自身や家族が子どもを育てたことのある方は、撮影が大変だったのではないだろうかと、想像を膨らませるのではないでしょうか。
子どもは、生後6ヶ月頃から人見知りが始まります。普段から傍にいる両親以外の人を怖がり、泣き出してしまうのです。赤ちゃんの人見知りを知っている人ほど、赤ちゃんにとって馴染みのない人が集まっている撮影現場で、どのようにCMを撮影しているのかと疑問に思うことでしょう。
実は、CMのオーディションに受かった赤ちゃんモデルも、撮影現場で絶対に泣かない保障はありません。赤ちゃんだからこそ、不機嫌になるか分かりません。泣いて撮影にならない時のために、2人以上の赤ちゃんが、撮影現場には呼ばれているのです。
とは言え、オーディションの時点では、不機嫌になることなく、よく笑う赤ちゃんが良い印象を与えることは事実です。子どもを赤ちゃんモデルとしてデビューさせたいと考えているお父さん、お母さんは、まずはオーディションを通過するために、お子さんの精神を落ち着かせてあげなければなりません。
人間の性格は、生まれつき決まっている部分もあれば、成長の過程で決まる部分もあります。これは、赤ちゃんも同じです。よく笑うか、泣くかは、生まれつきによる部分もありますが、周りの環境次第でも変わります。
よく笑う落ち着いた赤ちゃんを育てるためには、以下のような方法があります。
両親がいつも笑顔でいる
身近な人を認識できるようになった赤ちゃんは、自分の意思で笑うようになります。これを「社会的微笑」と言います。社会的微笑は、赤ちゃんにとって最も近い存在の両親を真似て学ぶと言われています。
両親の笑顔を見て、赤ちゃんは自分が大切にされていると感じます。そして、自分も同じ気持ちの時に、両親の真似をして、同じ表情をしようとします。
ですから、両親が赤ちゃんに笑顔で接すると、赤ちゃんもよく笑うようになるそうです。
積極的にコミュニケーションをとる
赤ちゃんは、両親の真似をしようとして、「喃語」と呼ばれる口や唇を使わない声を発します。両親が喃語に反応することで、赤ちゃんは言葉によるコミュニケーションを覚えます。このコミュニケーションによって、赤ちゃんは両親と気持ちを通じ合わせる喜びを知り、笑顔が増えるそうです。
行動に対して反応する
自分の行動に反応してくれると嬉しく思うのは、赤ちゃんも同じです。赤ちゃんが笑っている時に、両親が同じく笑顔で反応すると、赤ちゃんは笑顔のほうが両親を喜ばせられると理解し、より笑うようになります。
スキンシップをする
スキンシップを行うことで、情緒を安定させ、社会性を高める「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。赤ちゃんも同様で、1回5分から10分ほどのスキンシップを繰り返すことによって、穏やかな赤ちゃんになります。
刺激を与える
生まれて間もない赤ちゃんは、ほとんど目が見えない状態です。目が見えるようになるまでは、視覚以外の五感から外の情報を入手するので、撫でたり、くすぐったり、歌いながら揺らしたりといった刺激を与えてあげると、喜んで笑顔になります。
妊娠中からお腹の赤ちゃんに話しかける
赤ちゃんはお腹にいる時のことを覚えている、とはよく聞きます。20週頃から、赤ちゃんは耳が聞こえるようになるので、その頃を目安にお腹の中の赤ちゃんに話しかけると、赤ちゃんにとってはコミュニケーションをとっていることになるので、より両親の存在が大きくなって、両親の前でよく笑う子になります。
また、妊娠中にチョコレートを食べることで、フェニルエチルアミンというストレスを軽減させ、気分を高揚させるホルモンが分泌され、これが赤ちゃんにも良い影響があるという説もあります。しかし、チョコレートに含まれるカフェインは、摂取しすぎると赤ちゃんにとっては悪影響になりますので、実行する場合は、まず医師に相談しましょう。
色々と書きましたが、両親が愛情を持って構ってあげることが、よく笑い、情緒の安定した子どもになるために大切なことだと言えます。
よく笑う我が子を見て、これなら赤ちゃんモデルになれるのでは、と思う親御さんもいるかもしれません。しかし、実は、赤ちゃんモデルのオーディションを受けるためには、事務所へ所属していなければならない場合がほとんどです。
テアトルアカデミー(https://www.theatre.co.jp/lesson/baby-detail01/)は、赤ちゃんモデルをはじめ、幅広い年代の芸能人志望者を育てています。特に、子どもの頃は、時期によって育つ能力が違います。
テアトルアカデミーは、0歳の子には触れ合いや感受性を育てるレッスンを行っています。親子のスキンシップ、コミュニケーションを図りながら、多くの大人や子どもと触れ合うことによって、人見知りしにくい子を目指します。オーディションに合格するためには、人に慣れ、怖がらないことが大前提です。赤ちゃんモデルとして我が子を活躍させたい方は、無料でレッスンを見学できますので、まずはお問い合わせてみてはいかがでしょうか。